こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくん(@MedicalAppNavi)です。
「産後うつ」という病気をご存知ですか?
出産後はホルモンのバランスから精神的に不安定になりやすく、うつ症状になる方も少なくないようです。
産後うつについて調べてみると、出産後の10~15%が産後うつともいわれているようで、特に責任感が強い方がなりやすい傾向にあるようです。
産後うつとは出産後のママが陥る鬱(うつ)症状のこと。
産後ママはうつ病にかかりやすく、実に10~15%のママが産後うつとのデータがあります。出産して「2~3週間以降・3か月以内」に発症することが多く、期間は短ければ1か月程度、長ければ1年~2年くらい続く事もあるそうです。
また、産後うつは「病気」であって、その症状は人によって軽度のものから重度のものまであります。症状が重い場合や長引く場合は、そのまま放っておくと非常に危険です。
ママが赤ちゃんと無理心中する事件や、幼児虐待事件などを耳にする事がありますが、その原因の1つがママの産後うつであるケースもあるのです。
育ラボ
産後うつとはその名の通り、産後に現れるうつ症状のことです。
育児へのプレッシャーや不安などがストレスになって発症するもので、うつ病の一種と考えられています。
旦那さんや両親の協力を得られず、1人で育児のすべてを抱え込んでしまっているママほど発症しやすく、家事も育児も完璧にこなしたいという人や責任感が強い人は特に注意が必要です。
こそだてハック
そんな、産後うつに苦しむ人のためのアプリをノースカロライナ大学が開発しました。
それがiPhone用の産後うつの研究サポートアプリ「PPD ACT」です。
産後うつサポートアプリ「PPD ACT」とは?
「PPD ACT」は、アメリカのノースカロライナ大学がApple社の「Research Kit」を活用し、開発したiPhone用の産後うつ研究サポートアプリです。
ちなみに「ResearchKit」はアプリ開発キットのことで、簡単にいうとiPhoneをもっていれば誰でも医学研究に参加できるプラットフォームのようなものです。
▼詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
その他に「Research Kit」を活用したアプリとして「メタボウォッチ」や「ぜんそくログ」、「ロコモニター」などがあります。
この「PPD ACT」は、産後うつに悩んでいる方なら誰でも参加できる調査で、産後間もない方だけでなく、出産から数年経過していてもうつ症状で困っていれば参加しても問題ないようです。
「PPD ACT」アプリで質問に答えるとスコアが0〜30で評価され、その後、DNAデータの採取のため唾液の摂取が求められることもあるようです。
唾液の摂取に関しては専用のキットが送られてきて、そこに唾液を入れ、郵送するだけなので自宅でも簡単に取ることができるようです。
唾液によってDNAデータを解析し、遺伝的なアプローチを行い、新たな治療法などを探ることがひとつの目的とのこと。
残念ながら日本国内では、まだリリースされていないようですが、このアプリによって産後うつの原因や治療法が確立されることを願っています。
もし、そういった産後うつ症状に心当たりのある方はこちらで専門医から精密検査を受けることもできますので、ぜひ利用してみたはいかがでしょうか?
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