こんちには、メディカルアプリナビゲーターのたかくん(@MedicalAppNavi)です。
Appleが2015年3月に発表したフレームワーク「ResearchKit」をご存知ですか?
「ResearchKit」はアプリ開発キットで、簡単にいうと、iPhoneをもっていれば誰でも医学研究に参加できるプラットフォームのようなものです。
この「ResearchKit」がベースにあることで、iPhoneユーザーのデータが医学研究に活用しやすくなっています。
実際に国内でも、「ResearchKit」を活用したアプリが続々とリリースされていて、実際に見た方が、わかりやすいと思うので、「ResearchKit」を使ったアプリを紹介します。
アプリ開発キット「ResearchKit」を活用したアプリとは?
「ResearchKit」を活用したアプリとして、
「ロコモニター」や「iPARKSTUDY」、「ぜんそくログ」、「GlucoNote(グルコノート)」
などがあります。
それぞれ、ロコモティブシンドロームやパーキンソン病、ぜんそく、糖尿病の研究のためのアプリとなっていて、順天堂大学や東京大学がリリースしているものです。
これらのアプリはインストールすることで、自分の治療や体調を管理するだけでなく、そのデータを医学研究に役立てることができるという特徴があります。
つまり、iPhoneユーザーがこれらのアプリを使うだけで、医学研究に貢献できるようになっているということです。
そのほかにも、さまざまな疾患で研究が進められていて、具体的には、自閉症、てんかん、メラノーマ、ぜんそく、パーキンソン病、糖尿病、乳がん、心臓血管疾患などが対象となっているようです。
「ResearchKit」を活用したアプリが今後も増えていきそうです。
さらに2016年3月には、Appleから「CareKit」が発表されました。
Appleが発表した「CareKit」とは?
「ResearchKit」が医学研究に焦点を当てた、アプリ開発のプラットフォームだとすると、「CareKit」は、より患者さんのケアに焦点を当てたアプリ開発のプラットフォームという位置づけです。
例えば、患者さんの治療状況をトレースしたり、健康状態や体調の変化などをドクターや家族と共有したりと、より治療に介入していくようなものになっているようです。
「ResearchKit」で医学研究をサポートし、「CareKit」で患者さんの治療をサポートするという流れが進んでいくかもしれませんね。
Appleが医療分野にかなり力を入れているのがうかがえます。
国内のiPhoneのシェアが6割を超えたようなので、スマホユーザーの6割以上がこういうったものに参加できるとなると、さらにアプリのリリースが活発になっていきそうです。
アウンコンサルティングは18日、今年2月時点でのスマートフォンの「世界40カ国、主要OS・機種シェア状況」の調査結果を発表した。日本のシェア率は、基本ソフト(OS)はiPhoneに入っているアップルのiOS、機種はアップル製のものがともに66.2%となった。昨年に続き、世界40カ国・地域中アップルのシェアが最も高い国であることが分かった。
ただ、問題は、スマホを持っていない高齢者。
慢性疾患を多く抱えていると思われる高齢者がiPhoneを持っておらず、こういうったものに参加しにくい、という課題をどう解決していくかが、今後重要になっていきそうです。
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