こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくんです。
着用型自動除細動器LifeVestってナンダ? https://t.co/1rIIzj5aZ0
— たかくん@デジタル好き会社員 (@MedicalAppNavi) December 29, 2017
聞き馴染みのないワードだったので調べてみました!
着用型自動除細動器LifeVestについて!
そもそも自動除細動器?AED?とは?
今回調べたのは着用型“自動除細動器”ですが、自動除細動器と聞いて思い浮かぶのは、AED、体外式自動除細動器です。
AEDは、2004年から医療従事者ではない一般市民も使用できるようになって、たまにニュースなんかでも目にするようになりました。
着用型自動除細動器の前にまずは、AEDについて調べてみました。
AEDについて調べた
> AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。 https://t.co/OskkbPvmLM— たかくん@デジタル好き会社員 (@MedicalAppNavi) December 31, 2017
AEDが電気ショックを与えるものというのは知ってましたが、その原因疾患の心室細動についてよく知らなかったのでこちらも調べました。
突然死の原因となる心室細動とは?
> 心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。 https://t.co/OskkbPvmLM— たかくん@デジタル好き会社員 (@MedicalAppNavi) December 31, 2017
心室細動は、心臓がけいれんしてしまい、血液がうまく送れない状態。致死性不整脈のひとつということで、突然死の原因になります。
そんな心室細動の唯一の治療法が除細動器による電気ショック。
だからこそ、一般市民でも取り扱えるAEDが普及してるんですね。
不整脈による突然死を回避するためのウェアラブル製品「着用型自動除細動器LifeVest」とは?
では、本題に戻って”着用型”自動除細動器についてです。
自動除細動器と聞くと、真っ先に体外式自動除細動器(AED)が思い浮かびます。AEDは体外式…「着用式」自動除細動器はAEDを着用してるイメージなのかな? https://t.co/lRdAFOmjbu
— たかくん@デジタル好き会社員 (@MedicalAppNavi) December 29, 2017
AEDが”体外式”なので、”着用型”はAEDを着てるようなもんなのかなと単純にイメージしていましたが、画像を見るとまさにそんなイメージ!
心室細動などによる心臓突然死のリスクがある患者さんが使用する”着用型”の自動除細動器で、着用している間に、患者さんの心電図を解析し、自動で不整脈を検出。
不整脈を検出した場合に自動で電気ショックを与えるというウェアラブル製品です。
もちろん普段着用するものなので、軽量で着用しやすい設計とのこと。
ちなみに不整脈を感知し、電気ショックを与える前にはアラームが鳴るので、意識がある場合は電気ショックを延期することもできます。
患者さんとしてのメリットだけでなく、医師としても、着用型自動除細動器 LifeVestのオンライン患者管理システムがあり管理しやすいというメリットがあります。
着用型自動除細動器 LifeVestから送信された患者データを表示できるオンライン患者管理システム「LifeVest Network」というもので、患者さんデータを閲覧、管理できるので、治療計画が立てやすくなるとのこと。
保険適応にもなっているので、突然死のリスクのある患者さんには使用される機会が増えていくかもしれません。
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