こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくです。
IoTというとモノのインターネットという意味で、最近ではさまざまなモノがインターネットに繋がるようになってきました。
例えば…テレビや車、洗濯機などなど。
そんななか、医薬品についてもIoTの事例が出てきました。
それが大塚製薬が販売している抗血小板剤「プレタール」という医薬品。
医薬品におけるIoTとは?抗血小板剤プレタールの事例
大塚製薬が販売している「プレタールOD錠100mg(一般名:シロスタゾール)」は、抗血小板薬で脳梗塞の再発抑制などのために使用されます。いわゆる血液サラサラにする薬です。
薬価収載は、2010年ですでにジェネリック(後発品)とよばれる成分が同じで薬価が安価になったものも販売されてます。
そんなプレタールがIoT化しました。
どんなIoT化かというと、飲み忘れを防ぐためのIoTです。
プレタールの錠剤ではなく、包装されているされているケース(服薬アシストモジュール) にチップが埋め込まれており、服用時間になるとLED点滅で知らせてくれ、薬を取り出すことで履歴を記録するというもの。
さらに専用の「服薬アシストアプリ」と連携することで、薬の取り出し履歴の確認や取り出し情報を患者さんの家族や医療関係者へメールすることも可能とのこと。
プレタールのIoT化によって、患者さんの飲み忘れを防ぐことが期待されるほか、また製薬メーカー(大塚製薬)としては後発品との差別化にも寄与すると考えられます。
今後は、新薬の段階でこういったIoTを使った工夫があると、患者さんメリットにも繋がるので、ますます盛り上がっていくといいですね。
本製品に別売の「服薬アシストモジュール」を取り付けることにより、LED点滅で服薬時間をお知らせし、お薬取り出し履歴を記録します。
また、無償で配信の専用アプリ「服薬アシストアプリ」を合わせて「プレタールアシストシステム」を構成すると、お薬取り出し履歴の確認ができるほか、オプション機能でお薬取り出し情報を患者さんのご家族、医療関係者等へ自動でメール送信する設定も可能です。
(例えば効能の一つである、脳梗塞の再発抑制のためには、抗血小板剤の毎日の服薬が鍵となりますが、脳梗塞の患者さんは「うっかり忘れ」「自己判断で中止」等による服薬率の低下が課題となっています。)
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