こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくんです。
Apple社が「ResearchKit」を公開してから、これを活用したアプリが次々に開発されています。
ちなみに「ResearchKit」はアプリ開発キットのことで、簡単にいうと、iPhoneをもっていれば誰でも医学研究に参加できるプラットフォームのようなものです。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
今回、紹介する「HearTily(ハーティリー)」も「ResearchKit」を使って、東京大学とNTTが開発したものです。
iPhoneで脈拍が測れるアプリ「HearTily(ハーティリー)」とは?
「HearTily(ハーティリー)」はiPhone本体を利用し、指先から脈拍を検出し、記録、表示することができるアプリです。
脈の揺らぎを検出し、脈の乱れを自己管理することで医療機関を受診した際にも役に立つアプリです。
脈拍を測ることで、不整脈と生活習慣病の関連性を明らかにすることが「HearTily(ハーティリー)」のひとつの目的とのこと。
ちなみに、不整脈とは?(以下、オンライン病気事典「MEDLEY」より引用)
心臓は普段は一定のリズムで脈を打つが、何らかの原因で、脈が速くなったり、遅くなったり、リズムがおかしくなったりすることがある
こういった状況をまとめて「不整脈」と言う
「MEDLEY」-不整脈
不整脈の原因
心臓の脈は、心臓の中を電気信号が規則正しく走ることで一定に保たれているが、その電気信号の流れに変化が起こることで不整脈が起こる
多くの場合は体質や、疲労、ストレス、加齢なども間接的に影響しており、必ずしも心臓の明らかな病気があって起こるわけではない
一部には、心筋梗塞や心不全などの心臓が悪くなってしまう病気が原因になることで起こる不整脈もある
「MEDLEY」-不整脈
症状
症状は、不整脈の種類や程度によって変わる
本人は何も気づいていなくても、健康診断の心電図検査で不整脈があるといわれることも多い
脈が飛ぶタイプ(期外収縮)の代表的症状
脈が飛んだり抜けたりしたような感覚がある
ドクンという強い脈を感じる
代表的な症状
・動悸
・冷や汗
・吐き気
・めまい
・息切れ
・意識が遠のく
「MEDLEY」-不整脈
上記のような「不整脈」の早期発見のためにiPhone用アプリ「HearTily(ハーティリー)」が役立つと考えられています。
血圧も自己管理することが一般的になっているなかで、脈拍についても同じように自己管理することで、医療機関への受診時に役立つと期待されています。
「HearTily(ハーティリー)」の具体的な使い方は、iPhoneのカメラで脈を検知し、アプリで1日1回(30秒程度)脈拍を記録するとともに、1~2週間ごとに動悸の有無などの質問に回答するというもの。
これによって不整脈の早期発見・発症予測につながるかどうか検討するとのこと。
冒頭でも紹介したように「ResearchKit」という開発キットを活用しているため、iPhoneを使っている方で、条件を満たせば、参加できるということで、各データを大規模に収集・解析ができるというメリットがあります。
さまざまなアプリやウェアラブルデバイスがあるなかで、iPhone本体のみで使えるというのも嬉しいポイント。
気になる方がいれば試してみてはいかがでしょうか?
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