こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくん(@MedicalAppNavi)です。
今回は、株式会社ウェルビーが開発し、製薬会社のMeiji Seika ファルマ株式会社が提供する統合失調症患者向けのアプリ「こころケア」を紹介します。
そもそも統合失調症とは?
アプリ「こころケア」紹介の前に統合失調症という疾患についてです。
オンライン病気事典「MEDLEY」で調べた内容を引用します。
統合失調症とは?
感情や思考をまとめることが上手にできなくなってしまった状態
人と交流しながら日々の生活をしたり、自分が感情や思考をうまくコントロール出来ないということを認識できなくなる
全人口の0.5-1%程度の人に統合失調症を発症すると考えられている
発症時期は10代後半から30代に多い
進学や就職、一人暮らし、結婚など、ストレスがかかるような人生の転機での発症が多いと言われている
症状
統合失調症の症状は様々
幻聴・幻視などの幻覚症状(暴言や命令、自分が監視されているような声が聞こえるなど)
妄想(誰かに狙われている、自分の思ってることが周囲に伝わってしまっている、自分は何でもできると考えてしまうなど)
会話や行動の障害(会話や行動のまとまりが無くなり、周りの人が理解できないような状態)
感情の障害(感情が乏しくなる、相手の感情が分からなくなる)
意欲の障害(やる気がなくなる、活動性が落ちる)
病識がない(幻覚や妄想が異常であることが理解できない、自分が病気であることが理解できない) など
以上、統合失調症についての特徴と症状です。
これらを知ったうえでアプリ「こころケア」を紹介します。
製薬会社が開発した統合失調症患者さん向けアプリ「こころケア」とは?
「こころケア」は、統合失調症患者さんの自己管理支援、治療継続のサポートを目的としたアプリで、主な機能が3つあります。
「こころケア」の機能
1、服薬サポート
服薬のタイミングや薬剤の種類、残薬を確認できる
2、睡眠状況の記録
睡眠時間と睡眠リズムが確認できる
3、症状のセルフチェック
症状を記録してセルフチェックできる
以上が「こころケア」の主な機能ですが、上記の記録をレポートとして出力することで統合失調症患者さんと医師などの医療従事者とのコミュニケーションをサポートするという役割もあるようです。
統合失調症患者さんは国内に70万人以上いるといわれており、アプリを提供するMeiji Seika ファルマは薬剤の情報提供だけでなく、アプリという視点から患者サポートをしていくようです。
日本での統合失調症の患者数は約71.3万人といわれています(平成23年厚労省患者調査)。
また、アプリ開発元であるウェルビーは、製薬会社との連携によって様々なアプリを開発しており、今後とも患者サポートアプリの開発が期待されます。
国内初 統合失調症患者さん向けスマートフォンアプリ服薬・症状の自己管理支援 「こころケア」の提供を開始
「こころケア」【iOS版】【Android版】
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