「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」のわたしが妊娠するために取り組んだこと

こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくんです。

この記事では妊活の体験談について紹介しいます。今回は28歳専業主婦の方の体験談です。

▼体験談

こんにちは、私は28歳の専業主婦です。結婚後事務のパートをしていましたが、妊娠して退職しました。

今は妊娠6か月です。私は妊娠するまでに、半年間不妊治療と妊活に取り組んでいました。

妊娠したいと思ったが…「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断される

元々生理不順だったため二十歳から毎月排卵誘発剤を服用していました。

子どもが欲しいと思い産婦人科で相談したところ、とりあえずタイミング法から始めようと言われました。

最初の月は無事卵胞も大きくなりタイミングも取りましたが妊娠はせず、翌月は卵胞がうまく育たなかったため、不妊治療専門のクリニックへ行くことを勧められました。

クリニックでは詳しい検査はされませんでしたが、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の可能性が高いと診断されました。

排卵障害の一種で、卵胞の発育が遅く、さらにある程度の大きさになっても排卵されずに多数の卵胞がたまってしまう疾患です。

また、長年服用していた排卵誘発剤の副作用が出ていることが分かりました。

さらに検査を進めたところ、自然妊娠の確率が低いことも分かり、人工授精へのステップアップを勧められました。そして一度目の人工授精で、無事妊娠することができました。

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」のわたしが妊娠するために取り組んだ4つのこと

私が妊娠するまでに主に取り組んでいたことは、

  1. 妊活サプリを服用する
  2. ルイボスティーを飲む
  3. 不妊治療を目的とする鍼灸院に通う
  4. 食事に気を付ける

の4点です。

妊活サプリについて

まず、妊活を始めた時から妊活サプリを服用しました。

サプリには、ホルモンバランスが安定するマカや、妊娠する一月前から摂取することで胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減させる効果がある葉酸が配合されていました。

▼詳しくはこちら
神経管閉鎖障害のリスクを低減のために「マカナ」を試してみた

ルイボスティー

続いて、ルイボスティーを飲み始めました。ルイボスティーには子宮をふかふかにして受精しやすくする効果があるため、妊活には良いということがネットで調べて分かったからです。

さらに、15分~20分煮出したルイボスティーが良いという情報も目にしたため、職場に持っていく飲み物をルイボスティーにしていました。

不妊治療を目的とする鍼灸院と食事

不妊治療を目的とする鍼灸院に通い始めました。西洋医学であるクリニックでの治療のほか、東洋医学の鍼灸にも頼ってみようと考えたからです。

鍼灸院ではとてもリラックスでき、体の不調を取り除いてもらえた気がしてとても良かったです。

治療の合間に先生から「まごはやさしい」の食事を意識すると良い、ということを聞いてから、食事にも気を配るようになりました。

「まごはやさしい」とは、豆、胡麻、わかめ(海藻類)、野菜、しいたけ(キノコ類)、芋の頭文字(野菜は「やさ」の部分)を取った言葉で、これらを意識して摂取すると体に良いそうです。

不妊治療は不安で仕方ないが妊娠のためには何でも取り組んだ

妊活中は、自分が不妊症であるということが辛くて仕方がなかったです。

仕事中以外はずっと子どものことばかり考えてしまい、毎日くよくよしていました。友人の妊娠報告や出産報告も素直に喜ぶことができず、そんな自分が嫌でした。

自分が取り組んでいることが正しいのか分からないし、いつまで不妊治療が続くかも分からない。考えれば考えるほど不安になっていました。振り返ると、私が妊活に取り組んでいたのはたった半年弱でした。

私の場合は最初から病院に通い早いうちに不妊症であることが分かっていたので、自分が取り組めることはなんでも取り組んだことが、結果的には良かったのかなと思います。

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」のわたしが妊娠のためにおすすめする取り組み

私がやっていた取り組みで最もオススメなのはルイボルティーでした。

妊活サプリや鍼灸院も効果があったかと思いますが、ルイボルティーは安価に始めることができ、体が温まるのを実感できたからです。

今、妊活に取り組んでいて、もし病院に行こうかどうか悩んでいる方がいれば、早いうちに行ってほしいと思います。

自分が不妊症だと分かったときにはショックでしたが、それならどんな取り組みができるかを早いうちに考えることができると思います。